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香川県高松市の丸亀町商店街と兵庫町商店街でICT(情報通信技術)を活用した実証開始

香川県内で増加する外国人観光客の消費喚起や利便性向上を図るため、高松市の丸亀町商店街と兵庫町商店街でICT(情報通信技術)を活用した新事業がはじまった

  1. 高松市の丸亀町商店街は訪日客が複数の免税店で買い物をした際に、最後に一括で処理が行える「一括免税カウンター」を設置した。買い物客はまず専用のスマホアプリをダウンロードした上で各免税店で買い物をし、電子スタンプを押してもらう。(一旦消費税は支払い)
  2. その後、一括免税カウンターにより、専用のキオスク端末でQRコードとパスポートの読取り、更に顔認証を行うことで、先ほど支払った消費税が還付される。本人認証はパスポートのICカード内の写真と、現在カメラより取得した画像を顔認証アプリが本人かどうかを判定する。(*パスポートの写真は改ざんされている恐れがあるため、通常顔認証はICカード内の写真で行うことが望ましいとされている)
  3. 重要な点は還付金は先ほどのスマホアプリのアカウントに”返金”されることで、物理的な金のやり取りがないことである。
  4. 従来「一括免税方式」の欠点であった、人件費や運営時間、還付金の立て替え、支払などの問題が全て解決されている画期的な方法である。

 

 

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